どうも。こんにちは、こんばんは、YuMIMIです。

春ですね〜。春眠暁を覚えずと言いますが、その通りで筆者も寝ても寝ても寝たりない様な日々を送っています
春分の日を過ぎた辺りから、冷たい風の中にもほのかな春の気配をささやかながら感じる様になりました。

春の訪れを如何にして勘付いているか?

YuMIMIの場合は本を開く回数が増えることでしょうか。
毎日読書をしますが、移動の間でしたり、仕事の合間でしたりとあまり時間を取れないのですが、春の訪れと共に無性に本を読みたくなって、読書時間が長くなるのです。

寝ずの読書も増えます。身体に良くはないのでしょうが、好きな物事に打ち込んでいる時、人は幸福を得ていると思います。
筆者にとっては読書は生きていく上で欠かせないものであり、生きる糧ともなっています。
ジャンルは問いません。ライトノベルも読みますし、実用書や解説書も読みます。何も物語(小説)だけが崇高だとは思っていません。
特に好むジャンルを強いて言うなら純文学でしょうか。
情緒豊かで美しい筆致が私の心を癒やしてくれます

小説には真剣に向き合います作家さんがその心血を注いで書いているものだからです。
命の灯火を吹き消す様にして書いているんだろうな……と思わせる小説を山と読んできました。

私が執筆をする際にもやはり自分の身を削る思いがします

自分が経験してきたことや思い、考え、感じたことをまとめて文章に変えて吐き出している様な感覚があります
当然、人には知られたくない秘密の部分も曝け出すことになり、勇気も必要です。

ですが、私が書くことをやめないのは誰かに伝えたい何かがあるからです。

世界に向けて発信したいことがあるからです。


例えば、私は病身で難病持ちですが、これは何も特別なことではなく、珍しいことでもなく、他に多くの(私以上の)苦しみや疾患を抱える方が星の数以上にいるのです。

病気のことだけを綴ったとします。
病気のことだけに特化した文章を書くとします


ところが人間と言うのは自分の興味のあることや、自身の周囲に関わることでもない限り知ろうとはしないものです。時間は有限ですから、冷たい様ですが当たり前のことです。

そこで、私はSFファンタジーを主軸に物語を書いたとします。少なくともSFに興味関心、造詣が深く、SFだったら何でも読むという方には読んでもらえる確率が高くなります

主軸はSFファンタジー作品でも、根底に病気のことを描いたらどうでしょう?

ただただ病気について書き連ねるより、読んでもらう機会も知ってもらう確率も上昇するのではないかと思うのです。

私の大切な人達の中に、病気の認知度や周囲の理解が低いことにより症状が悪化するといった病気を持っている方々がいます。
その人達はどんなに苦しみを訴えようとも医療関係者にすら病気の認知度が低いせいで<困った患者さん>扱いされることがあるのです。

これがどんなに残酷なことか、想像に難くありません
信じてもらえない、という精神的苦痛まで背負ってしまうのです。

そうしたら、私の出来ることと言えば文章を書き連ねることくらいです。
私の取り柄は物語を書くこと、語ることが好きで、小説(物語)に対して常に真摯に向き合っていることくらいです。

小説に真摯に向き合っているからこそ書くことの出来る文章、世界ってあると思います。
また、私と同じように小説に真摯に向き合っている方に伝わる文章、世界があると信じています。

私は困っている人がいて、手を差し伸べることが出来るのなら差し伸べたいです。
そうではあるけれど、実際に相手の手を引くというのはそう簡単に出来ることではありません

口先だけで終わってしまいます
口先だけで終わらせたくないのです。例え、手に取る人が少なくとも書き続けることで手を取り合うことが出来るのなら、私は書いていたい


それが私が小説を書く理由であり、小説を読む動機です。

書くことで自身の考えの発信を行い、読むことで誰かの思いや考えの受信をしています

知らない世界を教えてくれるのが本です。本は無限の可能性を秘めていると思います。本の力は偉大です。
その無限の可能性や力を秘めた本を架け橋に伝えたいこと知りたいことが山のようにあるのです。

インターネットでは簡単に自分と同意見を持つ人と繋がれます。それも短時間で。至極簡単に。

そうしたら、例え時間がかかろうとも、簡単には繋がれなくても本を通して痛みを共有する、喜びを分かち合う、心の繋がりを持つことが出来る世界もまた大切なものと私は考えています。


本を読んでいるから素晴らしい、本を読んでいる人は協調性がなくて暗い、こういった言葉を目にしたり耳にすると切ない気持ちになります。


本を読んでいるから素晴らしいわけでも、独りぼっちで暗い性格をしているわけでもないと思います。


本や物語にしかない出会いや力を沢山の方に知って戴きたいです。

もしもあなたが寂しい思いをしているのなら、本を手に取って欲しいです。

本に寄る無限の可能性を信じてみて下さい

筆者の言いたいことが伝わったかどうかはわかりませんが、YuMIMIは小説に対していつだって真剣で。いつでも本気だということを書きたくて、今回は「小説に対する姿勢」と称してブログを綴りました


虹の架け橋は儚く頼りないけれど、多くの人に感動を与える物だと思います。


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YuMIMIでした。